OpenStackに特化して製品、技術、サービスを提供する米ミランティス(Mirantis, Inc.) は、日本法人としてミランティス・ジャパン合同会社(本社:東京都千代田区、リージョナルディレクター 下平 中氏)を設立し、日本市場に本格参入すると発表した。

また、伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)とリセラー契約を締結したこともあわせて発表した。

ミランティスは、オープンソースのIaaS基盤ソフトウェアであるOpenStackのシステムインテグレーターとして1999年に設立。600名以上のOpenStack専門の技術者を擁し、2013年には、OpenStackディストリビューションである「Mirantis OpenStack (MOS)」を提供開始した。

現在は、OpenStackの商用ディストリビューションを中心に、コンサルティングから導入支援、保守、教育サービスを提供するOpenStack専門企業として事業を拡大している。

ミランティスの日本市場への参入は、2014年のオランダ (5月)、フランス (6月)、中国 (10月)における現地法人設立に次ぐグローバル戦略の一環で、パートナー企業と協力して、OpenStackクラウドソリューションを提供する。その第1号となるCTCは、クラウドサービス事業者や通信事業者を中心に市場を開拓するという。

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