米アドビ システムズは19日、画像編集ソフトウェア「Adobe Photoshop」が25周年を迎えたことを発表。これを記念して、プロモーションキャンペーン「Dream On」を展開する。

Photoshop25周年特設ページ(英語)

「Dream On」は、この25年間でPhotoshopを使って産み出された素晴らしい作品の数々をたたえる広告キャンペーン。アカデミー賞授賞式でも展開されるもので、このTVCMには数々のPhotoshopアーティストの手による作品と、Photoshopが使われた有名な映画(アバター、ゴーン・ガール、ヒックとドラゴン2、シュレック)の印象的なシーンが登場している。ムービーはYouTube上で閲覧することができる。有名作品の制作過程が登場するのも見所だが、随所にPhotoshopで作業をしたことがある人ならにやりとできる演出が隠されている。

今年25周年を迎える「Adobe Photoshop」は、同社のラインナップの中のみならず、世界で最も有名なソフトウェアブランドのひとつ。印刷、映画、Webなどあらゆるメディア向けにデジタル画像を加工するのに不可欠なアプリケーションとなっており、Photoshopが提供するレイヤー、修復ブラシ、コンテンツに応じた塗りつぶし、Camera Rawなどの機能は、クリエイターの作品制作の手段として広く用いられている。また、プロ/アマを問わず写真を手がける人々向けのツール「Adobe Lightroom」も、Photoshopのテクノロジーに基づく製品。Photoshop、Lightroomは両方とも近年モバイルアプリをリリースし、デスクトップPCとタブレット/スマートフォン間で画像を加工する環境を提供している。

なお、マイナビニュースではPhotoshop25周年を受けて各界のクリエイターがPhotoshopについて語る連載「クリエイターが語る「Photoshopと私」」を掲載している。Photoshopを愛用するクリエイターのさまざまな使い方を紹介しているので、併せて参照してみてほしい。