NECは2月3日、輸送中貨物の位置や在庫情報といった現在ステータスの確認や、物流オーダーの一元管理が可能なソフトウェア「Logistics Visualization System」の販売を、アジアを中心にグローバルで開始すると発表した。出荷時期は4月を予定するという。
同ソリューションは、物流過程の見える化を支援するクラウドサービス「NeoSarf/Logistics」をベースにソフトウェアとして開発したもの。荷主や運送業者、通関業者など物流に関わる各事業者が個別に付与する貨物の管理番号を相互にひもづける機能を持ち、「INVOICE番号」や「オーダー番号」などで検索すると、貨物の現在ステータスを即時に把握することができる。
また、輸送オーダーの受付から在庫、請求・支払いまで一元的に管理する機能も搭載し、物流サービスの高品質化や業務効率化に貢献する。
同社は、4月の出荷から2018年度末までの間で、10ヶ国20事業者以上への導入を目指す考えだ。