KDDIは1月26日、法人の顧客向けクラウド基盤サービス「KDDI クラウドプラットフォームサービス(KCPS)」で新機能「エクストラアベイラビリティ」などを2月1日より追加すると発表した。国内クラウド事業者では初となるストレージ部分の2重化と分散によってサービス信頼性を大幅に向上するという。
「KDDI クラウドプラットフォームサービス」は、顧客のニーズに応じてさまざまなシステム構成に柔軟に対応し、高い信頼性と拡張性を兼ね備えたクラウド基盤サービス。2014年10月以降の3カ月稼働率が99.999%を達成するなど高い安定性も実現している。
同社によると、国内クラウド事業者としては初めて、一般的なホストサーバの2重化に加えてストレージ部分も分散可能な「エクストラアベイラビリティ」を追加する。これにより、サービスの信頼性がさらに向上し、高い稼働率を実現する。
さらに、データベース管理ソフトウェア分野で高いシェアをもつオラクルの「Oracle Database」のクラウド利用に対応。また、日本マイクロソフトの「Office」や「Exchange」等のアプリケーションを、使いたい時に使いたい分だけ月額利用料金のみで利用できる。