カヤックは、サイバーエージェント・クラウドファンディングが運営するクラウドファンディングプラットフォーム「Makuake」上で、ダンボールとスマートフォンだけで遊べるおもちゃ「ダンボッコ キッチン」の出資公募を開始した。
「ダンボッコ キッチン」は、アプリを起動した状態のiPhone本体を、ダンボールでできたフライパン、鍋、まな板などにセットして遊ぶ「おままごと」用のおもちゃ。身近で温かみのある段ボールでできたおもちゃと、iPhoneアプリによるさまざまな演出を組み合わせることで、リアルな音や質感が感じられる「次世代のおままごと」を楽しめるという。
また、「ダンボッコ」のiPhoneアプリは随時アップデートされ、新しい料理が追加されていく。例えば鍋でコーンポタージュを煮込んだり、フライパンでオムライスをつくったり、まな板で玉ねぎを刻んだりといった動作から、パエリアやポトフ、アクアパッツァなどといったメニューまで取りそろえるとのこと。フライパンを傾けると具材が動いたり、鍋のフタを閉じると湯気が立ち込めたりと、音や映像によるさまざまな効果が用いられている。
そのほか、同製品のキットは接着剤や両面テープを一切使わずに組み立てることができ、角を丸く、強度を考慮した構造になっている。加えて、段ボール製であるため、子供が好きな色を塗ったり、落書きしたりといったカスタマイズも可能だ。
なお、同製品の購入を希望する場合、同製品の特設ページより申し込むことで支援が成立。合計の目標金額を達成した時点で、支援者には出資額に応じた内容のダンボールキットが発送され、量産化の準備が整い次第製品化される予定だ。ちなみに、同製品はダンボールとスマートフォンを組み合わせたおもちゃ「ダンボッコ」シリーズの第1弾として発表するもので、今後も続々とシリーズ展開を行うとのこと。