Ubuntu is a community developed operating system that is perfect for laptops, desktops and servers. |
US-CERTは1月20日(米国時間)、「Ubuntu Releases Security Updates|US-CERT」において、Ubuntuの長期サポート版であるUbuntu 10.04 LTS、Ubuntu 12.04 LTS、Ubuntu 14.04 LTSおよび最新のリリース版であるUbuntu 14.10の脆弱性を修正するアップデートの提供が始まっていると説明し、同ソフトウェアを利用している場合は適切にアップデートを実施することを薦めている。
今回のアップデートには、悪用されるとサービス拒否攻撃や任意のコードが実行されるおそれがある脆弱性の修正が含まれている。修正対象となる脆弱性に関する情報は次のページにまとまっている。
- USN-2460-1: Thunderbird vulnerabilities
- USN-2477-1: libevent vulnerability
- USN-2478-1: libssh vulnerability
- USN-2479-1: RPM vulnerabilities
Ubuntuは2年おきに長期サポート版(Long Term Support; LTS)と呼ばれるバージョンをリリースしている。LTSはサポートされる期間が長いことから、頻繁なシステムリプレースなどを嫌う企業や管理の手間を低減させたいユーザーに人気がある。特に古いバージョンを使い続けている場合は、適切にセキュリティアップデートを適用していくことが推奨される。