NECネッツエスアイは12月5日、立体面に映像を投影するプロジェクションマッピングの技術を活用し、離れた空間と空間をつなぐことでリアルなコミュニケーションを実現するソリューションとして、グローバルライブオフィス「SmoothSpace」の販売を開始した。
同製品は従来のテレビ会議の概念を越え、このような同一オフィスでの自然で活発なコミュニケーションを距離の壁を越えて実現するもの。特徴の1つは、地理的に離れた相手先のオフィスが、あたかもすぐ隣にあるかのようなリアルな空間として見えることだ。
組み合わせた2台のテレビ会議システムとプロジェクタにより、プロジェクションマッピング技術を用いて、同一フロアにあるかのような等身大で立体的な映像をオフィスの壁に投影することができる。
また、同製品は四隅など壁が垂直に交差する場所に設置するため、オフィスのデッドスペースを新たなコミュニケーションスペースとして活用可能で、遠隔地オフィスとの常時接続を無理なく実現できる。
利用例としては、遠隔地のオフィスと常時接続し、距離を超えてコミュニケーションを活性化させたり、同一ビル内の異なるフロア同士をつないでフロアによるコミュニケーションの断絶を解消したりすることが挙げられる。
同製品の販売価格は1拠点400万円(SI費、工事費別)からとなっている。