電通はこのたび、ホットリンクとiSentia Brandtology Pte(アイセンティア・ブランドトロジー)との共同で、顧客企業に関する海外でのソーシャルメディア上の動向を分析・レポートする「電通バズリサーチ グローバルレポート」の提供を開始した。

同社は2006年、ホットリンクと共同で、国内におけるソーシャルメディアでの消費者の口コミ情報をリアルタイムに集計・分析するリサーチシステムの提供を開始。海外版へのニーズの高まりから、同システムの対象を、アジア太平洋地域や欧米諸国など世界21カ国・地域へと拡大した「電通バズリサーチ グローバルレポート」を開発したという。

同サービスは、分析実施前にコンサルティングを行うことにより、目的に合わせた対象国の選定を実現するほか、当該国でのソーシャルメディア事情や影響力などに関して、顧客の課題に沿った分析・レポート作成が可能。レポート作成は、各国の事情を理解し、マーケティングに精通したアナリストを通して実施する予定だ。

なお、同サービスのレポートは、日本語での提出が可能で、アウトプットは、日別件数の推移やポジティブ・ネガティブ分析、クラスター分析(口コミの話題内容の分類表示)などとして提供される。