JTBはこのほど、地域経済活性化に向けたプロモーション戦略を提案し、プロセスの管理を行う取り組みを「エリア・プロモーション・マネジメント」と名付け、全国の自治体に提案していくことを発表した。

JTBグループは現在、総合旅行業から地域に貢献する企業となることを目指しており、従来の旅行営業に加えて、地域活性化に向けた総合プロデュース業務を全社で推進している。

同社はこのほど、新たにエリア・プロモーション・マネジメント推進事務局を設置して、地域の魅力の発見・発信による認知度の向上や、宿泊プラン、旅行商品販売による観光客誘致を行う。そして、これらの施策を継続的な集客につなげるためのターゲット設定、戦略的な情報発信、効果検証・分析といったマーケティング活動をサポートするとしている。

同社はこの取り組みによって、観光客誘致への貢献だけでなく、旅行事業の拡大も目指していく。

エリア・プロモーション・マネジメントのイメージ