ルネサス エレクトロニクスとアレックスは9月2日、起業を検討している人のアイデアの商品化を支援する「がじぇるねチャレンジプログラム」を共同で提供すると発表した。

同プログラムは、ラーニング、プロトタイピング、マーケット、チャレンジの4つのステージで構成されており、商品化に関する専門知識がなくても各ステージに参加することで、アイデアの商品化の実現に取り組めることを目的に、ルネサスが発足したものである。

各ステージのうち、ラーニングステージでは、セミナーに参加することで、商品化に必要な知識を身につけることができる。プロトタイピングステージでは、アイデアの試作により、実現の可能性を確認することができる。マーケットステージでは、コンテストへの参加により、第三者視点の反応を得られる。最後のチャレンジステージでは、アレックスの運営するクラウドファンディングのプラットフォームであるCOUNTDOWNに商品を出展することになる。これにより、市場の反応を確認した上で商品化を行うことができる。

両社は、4つのステージの運用を10月初旬より開始する。なお、同プログラム参加の応募要領については、9月上旬に「がじぇっとるねさすプロジェクト」のウェブサイトに掲示されるとともに、Facebook、Twitterにも掲載される。同プログラムの定員は80名を予定しており、参加費は無料となっている。