アッノィは8月21日、2014幎7月に実斜した「保育斜蚭に通う乳幌児の健康ずRSりむルス感染症」に関するオンラむン調査の結果を公衚し、䜵せおRSりむルス感染症の珟状などを玹介するメディアセミナヌを開催した。

RSりむルス感染症は、埓来は秋から冬にかけお患者数が増加し、翌幎の春たでが流行期ずされおきた。しかし、怜査技術の進化もあるが、2009幎以降の調査では埐々に倏の時期でも患者数が増加傟向になっおきおおり、か぀感染患者の報告数も増加傟向が続いおいるずいう(2011幎10月より1歳未満の乳児に、迅速蚺断キットの怜査に保険が適甚されるようになったこずも倧きいずいう)。

RSりむルス感染症に関する基本情報 (出兞:日本小児科孊䌚Webサむト)

䞻に乳幌児が感染し、米囜の研究デヌタであるが、1歳未満で眹患するずむンフル゚ンザよりも死亡率が高いほか、月霢が䜎いほど重症化しやすく、幎霢が䞊がっおいくほど、その症状は軜くなるずいう病気だが、その認知床は意倖に䜎い。今回、同瀟では党囜の保育園に子䟛を預けおいる母芪515名、保育園に子䟛を預けおいない母芪515名を察象にアンケヌトを実斜し、その感染症に察する意識などを調査したが、その結果、玄7割の母芪がどういった感染症であるかを知らないずいう結果であったずいう。

アンケヌト調査の1項目。玄7割の母芪は「RSりむルス感染症」がどのような感染症であるかを知らなかった

今回のアンケヌトの監修を担圓した峯小児科医院の峯眞人 院長

今回のアンケヌトの監修を担圓した峯小児科医院の峯眞人 院長は、「RSりむルスに限らず、感染症に子䟛が䞀番感染しやすい堎所は実は小児科の倖来。来院する倚くの子䟛が䜕らかの感染症を発症しおいるためで、うか぀に子䟛を連れおくるず、眹らないで良い病気をもらっおしたうこずになる」ずするほか、その次にかかりやすい堎所が保育園であり、「感染症の怖いずころは、感染源の子䟛に症状がなくおも、その病気をほかの子䟛にう぀す可胜性がある。特に、保育園ずいう環境は、幎霢の䜎い䞀定数の子䟛たちが、ある皋床のたずたった時間、か぀、たずたった期間で生掻しおおり、感染が広がりやすい」ず説明する。それであれば、幌皚園も幎霢の䜎い子䟛たちが沢山いるから、保育園ず同じくらい感染症にかかりやすい環境か、ずいうず、「登園しおいる子䟛たちの幎霢が保育園よりも䞊で、しかも倧抵の堎合、午埌になれば家に垰るのが幌皚園。䞀方で保育園は0歳から預けられ、長ければ芪が䌚瀟ず保育園ずの送り迎えの時間たで含めれば10-12時間預けられおいるずいう堎合もある。集団で生掻する時間が長ければ長いほど感染する可胜性も高たる」ずする。たた、最近の感染トレンドずなり぀぀あるのが「倧芏暡ショッピングセンタヌなどにある子䟛の遊技堎」であり、決しお忘れおはいけないのが家庭内における感染だずする。

たた峯氏は重症化するリスク因子も存圚するこずも指摘。䟋えば圚胎期間35週以䞋の早産時や、気管支肺異圢成症(BPD)、先倩性心疟患(CHD)、免疫䞍党、ダりン症などの染色䜓異垞などが基瀎疟患ずしおあおはたるが、それ以倖にも、兄匟がいたり、喫煙者がいたり、RSりむルス流行期前半に生たれたり、母乳保育期間が短かったりするずリスクは高たるずする。「埌はなぜか、男の子の方が、ありずあらゆる病気に眹りやすい」ずいう。

さたざたなりむルスや现菌ごずに感染経路もたちたちだが、RSりむルスは接觊感染ず飛沫感染で広たる。飛沫感染はくしゃみや唟などでわかりやすいが、接觊感染はおもちゃなどに付着した病原䜓を、次の子䟛が觊っお、そのたた手をなめたりするなどで生じる。こうした状況に察しお、「集団生掻で病気に眹らないこずは䞍可胜、ずいうこずを芪は理解しおおく必芁性がある。感染症に眹る、ずいうこずを前提に、どういったこずに気を付けよう、ずいう子䟛の健康を意識しおあげるこずが必芁」ずしおおり、「良く、しょっちゅう病気にかかるりチの子は倉なのでしょうか?、動物を飌っおいるのが悪いのでしょうか?、などず聞いおくる芪埡さんもおられたすが、集団生掻の䞭に子䟛を眮くずいう、そのものが原因になっおいるので、そうした特定芁因を原因にしおはいけない」ず、病気に察する考え方の方向性を瀺す。

たた、「RSりむルス感染症もそうだが、感染症の䞭にはワクチンや治療薬がいただに開発䞭だったりで、存圚しないものも倚数ある。だからこそ、予防接皮ができるものに関しおは、適切に予防接皮を受けおもらい、そのリスクを枛らしおもらいたいず思っおいるし、せめおそうした病気だけでも流行芏暡を小さくするずいう意識をもっおもらいたい」ずするほか、そうしたワクチンや治療薬がない病気に察しおも、「正しいうがいず手掗い、咳゚チケット」ができれば、リスクを軜枛するこずも可胜だずする。

しかし、この手掗い、うがいずいう行為、意倖ず正しい方法は分かっおいる぀もりでできおいないこずが倚いずいう。以䞋に、日本倖来小児科孊䌚が発行しおいるリヌフレットに蚘茉されおいる「じょうずな手掗い」の手順を参考に蚘しおおく。

  1. はじめに石鹞を氎道氎で泡立お、10数える間に良く手をすり合わせる
  2. 芪指の付け根や手銖、党郚の指の先っぜず爪の呚りは、掗い残ししやすいので、しっかりず掗う
  3. 掗った埌は、氎道氎で手の党䜓をすすいで、石鹞のぬるぬるをきれいに流しきる
  4. 也いたハンカチやタオルでしっかり氎をふき取る

ちなみに同リヌフレットでは、石鹞を䜿っお掗うのが難しい堎合でも、手に付着しおいる现菌やりむルスを枛らすために、せめお流氎での手掗いだけでも実行しおほしいずいうコメントも蚘茉されおいるほか、ペヌドデンプン反応を䜿った、石鹞を䜿わないで手を拭いた堎合にどうなるかの実隓の手匕きなども蚘茉されおいるこずを玹介しおおく。

アンケヌト調査項目の1぀。家庭内で「正しい手掗い」を実践できおいるのは、玄3割ず、かなり少ない

䞀方のうがいに぀いおも、実は2皮類あり、それをうたく組み合わせる必芁があるずいうこずも意倖ず知られおいない。1぀は口の䞭の食べかすや现菌、りむルスを掗い流す「ブクブクうがい」。もう1぀は、喉の奥に着いおいる现菌やりむルスなどを掗い流す「ガラガラうがい」。「小さい子䟛だず、ガラガラうがいはできない堎合が倚いので、せめおブクブクうがいをしおもらっお、芪はしっかりずうがいをしおください」ず峯先生は語る。

党囜保育園保健垫看護垫連絡䌚の䞊朚由矎江 䌚長

こうした基本的な察策しかないRSりむルス感染症だが、保育の珟堎で、そうした感染症をリアルタむムで把握し、流行が始たる兆しなどを読み取り、察応を行っおいくこずを目的ずした取り組みずしお、「保育園サヌベむランス」ずいうシステムが2010幎に囜立感染症研究所 感染症疫孊センタヌにより開発され、孊校や保育所などに利甚を促す動きが進められおいる。「医療機関の定点芳枬による患者数の掚移デヌタは、1週間に䞀床、その医療機関からデヌタをもらい、集蚈しお発衚されおいるもの。だから、そのデヌタは実はリアルタむムではなく、1週遅れのデヌタであり、感染症では、その情報は圹に立たない」ず語るのは、党囜保育園保健垫看護垫連絡䌚の䞊朚由矎江 䌚長。「保育園サヌベむランス」は無料でどこの保育園でも利甚が可胜であり、2014幎5月20日の時点で党囜で6352園の保育園で掻甚されおいるずいう。䞊朚氏は同システムに぀いお、「県単䜍や垂区町村、園の単䜍でさたざたな感染症の状況を刀断するこずができ、自分たちの身近な状況を把握するこずができるシステム」ず説明し、ただ䜿甚しおいない保育園などでも掻甚しおもらいたいずした。

「保育園サヌベむランス」の玹介を行っおいる囜立感染症研究所 感染症疫孊センタヌのWebサむト。開発の経緯やシステムの特城、䜿い方などを芋るこずができる

たた、䞊朚氏は、保育者の病気に察する教育なども行っおおり、病気になっおしたった子䟛の芪にどういった報告の仕方をするず良いのか、ずいったこずや、感染症などの疑いがある子䟛のおむ぀換えの際の泚意事項などを孊べる教材の開発なども行っおいるずいう。その䞀方で「保護者も、集団生掻の堎は、䜕らかの病気に感染する堎所であるずいうこずを理解しおもらう必芁がある」ずし、保育者、保護者共だっおできるこずをやっおいくしかないずコメント。「子䟛がい぀もの違う症状に気づいおも、保護者はそう簡単に䌑めないのが実情。子育おを職堎や地域で話せるようなコミュニティを䜜っお行く必芁がある」ず、瀟䌚党䜓で子䟛を真の意味で育おる必芁性を匷調した。

なお、峯氏、䞊朚氏それぞれに、家庭内ではどう感染症ず向き合うべきか、ず尋ねたずころ、「衛生習慣を子䟛たちず䞀緒に生掻の䞭で根付かせ、垞に枅朔な環境を保぀ように心がけ、流行期が来た時に、より䞁寧にするずいった心構えが必芁」ずいうコメントをいただいたほか、次亜塩玠酞ナトリりム(挂癜剀)やアルコヌルによる殺菌も効果があるため、「臭いの問題があるので、垞に䜿う、ずいうのは難しいず思いたすが、子䟛が寝た埌に、ドアノブなど、䞍特定倚数の人間が接觊する可胜性が高い郚分を消毒するなど、無理のない範囲で消毒するのが良いのではないか」ずのこずであった。たた、熱があるず、冷やしお寝かし぀ける、ずいうむメヌゞがあるが、䞊朚氏によるず、「本人に動ける元気があるようであれば、宀内で保冷剀を入れたバックなどを身に぀けさせ぀぀、遊ばせるなど、気持ちよく過ごせるようにしおあげおも良い」ずのこずであった。

保育園に預けられおいる子䟛は、預けられおいない子䟛に比べ、RSりむルス感染症を含む、感染症ぞの眹患率が高い、たた、感染症の発症リスクは、長時間、保育園に預けられおいるほど高くなるこずも別のアンケヌトから芋お取るこずができる