アーティストのジェームズ・チャールズは、2010年より自分の趣味として、ドル紙幣の登場人物を改変し、多くのニュータイプドル紙幣を生み出している。
プロのこだわりで、インクや材料はアメリカの造幣局が使用するものと同じものを用い、フォントやスクリプトなども統一させている。かなり手の込んだドル紙幣となったようだが、これは使えるのだろうか?
日本の場合、お札に落書きをしたらどうなるのだろう?硬貨の場合、溶かしたり壊したりすると「貨幣損傷等取締法」により罰せられるが、紙幣の場合には、自分の所有物である限り罪には問われないそうだ。ただし、これだけ巧みに描きこむと、場合によっては偽札扱いされそうだが……。
なお、落書きしたお札をきれいなお札に交換することは難しいそうだが、インクがベッタリついたり、破れた場合には銀行で両替手続きをすれば、以下の条件で交換してくれるという。
・お札の3分の2以上残っている場合は全額交換
・お札の5分の2以上3分の2未満の場合は半額に交換
・お札の5分の2未満の場合は交換不可能
ということで、このようなアート作品にするのでもなければ、お札はなるべく汚さずに使った方がいいかもしれない。
カラパイア
ブログ「カラパイア」では、地球上に存在するもの、地球外に存在するかもしれないものの生態を、「みんな みんな 生きているんだ ともだちなんだ」目線で観察している。この世の森羅万象、全てがネイチャーのなすがままに、運命で定められた自然淘汰のその日まで、毎日どこかで繰り広げられている、人間を含めたいろんな生物の所業、地球上に起きていること、宇宙で起きていることなどを、動画や画像、ニュースやネタを通して紹介している。