東京都・神田のTETOKAでは、黒田潔の新作ドローイングを発表する個展「線」を開催する。開催期間は8月23日~9月23日、開場時間は16:00~23:00。入場無料。

「Deer」 (c)Kiyoshi Kuroda

同展は、都心ながらも自然に恵まれた環境で育ち、東京の都市文化を背景とした現代的、装飾的な線づかいで、幼少期から関心を持ち続けている動植物の世界を描くイラストレーター/アートディレクター・黒田潔の個展。近年中心となっていた鉛筆を使用した精密な描写から離れ、黒田の原点ともいえる白黒のシンプルなタッチによる新作ドローイングを発表する。今にも動き出しそうな躍動感あふれる動物や昆虫、エロティックでなまめかしい質感で描写された植物など、白と黒を基調としているにもかかわらず、見る者に鮮やかな印象を残す作品群だ。

なお、8月23日にはアーティストを囲んでのオープニングレセプション、9月13日には黒田の盟友である寺坂直毅(放送作家)とヌケメ(ファッションデザイナー)を招いて、一夜限りの歌謡曲イベント「ザ・ベスト選」(19:00開演、入場料1,500円、1ドリンク付き)を開催する。詳細はWebサイトを参照してほしい。