ポーラ化成工業は8月7日、目元のシワ、ハリ感やうるおい感に酵素の活性が関係していることが判明したと発表した。同社では肌の状態と肌の酵素活性に着目した研究を行っており、2013年11月に頬の肌状態に酵素活性が関連していると突き止めていた。
今回の調査では、21~58歳までの女性の目元の肌状態をスコア評価したうえで、それぞれの女性から肌のサンプルを採取し分析。その結果、肌の状態と角層に水分を保持する働きを持つ保湿因子の産生に関係ある「カスパーゼ14」という酵素の活性が相関関係にあり、この酵素活性が高い人ほど目元が若々しく見えることがわかったという。
なお、今回の成果を受けて同社では、目元の肌を美しくするには紫外線カットなどの基本ケアだけでなく、酵素の材料となるタンパク質やその働きを助けるビタミン類を摂取するなどして、肌内部の酵素活性を高めることが重要であるとコメントしている。