ヤマダ電機は5月29日、7月末で終了する電子書籍サービス「ヤマダイーブック」で、購入した電子書籍を新サービスでも利用できようにすると発表した。同社は先日、スマートフォンサイトで「購入、ダウンロードしたコンテンツは新サービスに引き継がれない」との案内を行ない、Twitterなどで批判を受けていた。

ヤマダイーブックは、7月31日にサービスを終了し、8月から新たな電子書籍サービスを開始する。同日の発表によると「新サービスへの移行について、既存ユーザーの不利益とならぬよう、十分に配慮した形で対応する」としている。

なお、新サービスへの移行を承諾しないユーザーについては、「イーブックポイント」の残高相当をヤマダポイントに付与するという。継続利用するユーザーについては、ダウンロードコンテンツを新サービスへ移行後も引き続き閲覧できるように調整していく予定だ。

ヤマダ電機は「ご案内の内容に一部記載不備があったことで、既存ユーザーに誤解を生じさせてしまい、ご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます」とコメントしている。