総務省は4月15日、スマートフォンを通じて身近な政府統計データを提供するアプリ「アプリDe統計」試行版の提供を開始した。
総務省統計局と独立行政法人統計センターは、統計におけるオープンデータの高度化に取り組んでおり、その一環として統計情報提供アプリ「アプリDe統計」を開発。このほど試行版の提供が開始された。
同アプリには、自分がいる場所の市区町村の統計データをスマートフォンのGPSと統計API機能を連動させて表示する「City Stat」や、基本的な統計データを簡単にチェックできる「ポケット統計」、日にちにちなんだ統計情報や統計にまつわるクイズなどが見られる「とうけいどけい」などの機能が実装されている。
同アプリで提供されるおもな統計データは、「人口・世帯(国勢調査)」「民営事業所数・従業者数(経済センサス活動調査)」「主な価格(小売物価統計調査)」「1ヵ月間の収入と支出(家計調査)」など。API機能によりデータを取得し、常に最新の統計データを表示する仕組みになっている。
同アプリはAndroid OS4.0.3以上に対応しており、Google Playからダウンロードできる。