日本レコード協会は4月14日、インターネット上の違法音楽配信対策の強化などを目的とする「著作権保護・促進センター(CPPC)」の2013年度の活動内容を発表した。
発表によると、CPPCの違法音楽ファイル検索による同協会の2013年度の違法音楽ファイル削除要請件数は81万3447件で、前年比266%と大きく増加した。削除要請先の内訳は、全体の約70%にあたる56万8774件が動画サイトに対するもので、残りの約30%がストレージサイトに対するものとなっている。
現在、CPPCが日々検索を行い、削除要請を実施しているインターネットサービス事業者は、世界20ヵ国・約120サイト。このうち削除要請の98%以上を、海外にサーバーを置いている海外サイト事業者に対して実施しているという。