東芝メディカルは4月8日、同社の320列エリアディテクターCT「Aquilion ONE/ViSION Edition」、「Aquilion ONE/Global Standard Edition」向けクリニカルソフトウエアの最新版「Version 6.0」を発表した。
同バージョンには、冠動脈の石灰化の除去を実現した「SURESubtraction」や、逐次近似再構成を応用することで体内に挿入された金属アーチファクトを低減できる「SEMAR」、異なる2種類の管電圧から得られるデータを生データ上で高精度処理することで、より精度の高い画像が得ることができる「生データベースデュアルエネルギーシステム」などが含まれ、これらの技術によりCTでは困難とされていたさまざまな症例において、診断が可能となることが期待できるようになるとしている。