日産自動車は、スイスのジュネーブで開催されている「第84回ジュネーブモーターショー」において、欧州初公開となるコンセプトカー「ニッサン ブレードグライダー」や、クロスオーバー3車種(「ジューク」、新型「エクストレイル」、新型「キャシュカイ」)などを出展したと発表した。
新型「キャッシュカイ」は、日産の英国サンダーランド工場ですでに本格生産を開始しているモデルで、同社のセーフティーシールドや、スマートフォンとの接続が可能な「ニッサンコネクト」システムなど最新技術などが搭載されている。
また新型「エクストレイル」は、ルノー・日産アライアンスのコモン・モジュール・ファミリープラットフォームをベースに、先進的な4WDシステムと同社のクロスオーバーらしい特徴的なデザインを採用したモデルで、LEDヘッドランプ、セーフティシールドテクノロジー、「ニッサンコネクト」ナビゲーション・情報システムなどの技術を搭載。
さらに「ニッサン ブレードグライダー」は、幅の狭いフロントトレッドと幅広でより安定性のあるリヤトレッドを採用し、これまでにない特徴的で斬新なデザインを提案したコンセプトカー。リアホイールの間にリチウムイオンバッテリーとインホイールモーターを搭載したことで最適な重量配分を実現している。