三菱重工業は、鹿児島県の薩摩川内市に電気バスを納入すると発表した。電気バスは、川内駅と川内港ターミナル(高速船)とを結ぶシャトルバスとして利用されるもので、4月から運行を開始する。

外観デザイン

電気バスとは、ガソリンを使わず電気のみをエネルギーとして走行するバスのこと。納入したバスは、同社が開発したリチウム二次電池「MLiX」を搭載し、満充電で最大85km(参考値)走行できるとしている。最高速度は85km/時。

外装や内装のデザインはドーンデザイン研究所が担当。高速船が就航する甑島(こしきじま)を囲む美しい海をイメージした白と青を基調にし、「甑」の文字をトレードマークしたデザインとなる。

なお、2月26日より3日間、東京ビッグサイトで開催されている「国際スマートグリッドEXPO」において、模型展示で電気バスを紹介している。