ACCESSは、同社の開発した教材向け電子書籍ビューワ「PUBLUS Reader for Education」Windows版が、東京書籍の「特別支援を必要とする学習者に配慮した電子教材用ビューワ」として採用されたことを発表した。

「PUBLUS Reader」は、同社のEPUB3対応電子出版ソリューション「PUBLUS」を構成するビューワ技術で、複雑な日本語組版を正確に表現することができるという。端末やOSに依存しないコンテンツ表現も可能で、国内外の大手出版社や電子書籍サービス事業者などに採用実績がある。

「PUBLUS Reader for Education」Windows版は、「PUBLUS Reader」の基本機能に加え、EPUBに準拠し、電子教材に適した表示機能を備えたビューワ。縦書き、数式、漢文、画像回り込みなどのさまざまな表現に対応しており、文字サイズ、書体、行間を自由に変えられる。

また、フリーハンドでメモを作成する機能や、音声・動画の再生機能なども備えている。

ビューワー表示例

今春には、同ビューワを用いたデジタル教材の見本が、東京書籍から各自治体などに向けて配布される予定になっている。