Scientific Linux is basically Enterprise Linux, recompiled from source. |
Scientific Linuxの最新版となる「Scientific Linux 6.5」が公開された。x86_64版およびi386版のインストーライメージをダウンロード可能。Scientific LinuxはRed Hat Enterprise Linuxをベースに開発されたLinuxディストリビューション。ソースコードからリコンパイルして作成されており、ベースとなっているRHELと互換性を確保しつつFermilabが必要とするパッケージが追加されている。SL 6.4と比較した場合、OpenAFSおよびalpineのバージョンがそれぞれアップグレードされている。
SL 6.5で追加されたパッケージは次のとおり。
- icewm
- OpenAFS
- revisor, livecd-tools, liveusb-creator
- yum-autoupdate
- abattis-cantarell-fonts
- External Repositories for yum
RHEL 6.5から変更が加えられたパッケージは次のとおり。
- httpd
- plymouth
- redhat-logos
- sl-bookmarks
- sl-indexhtml
- sl-release
- sl-release-notes
- anaconda
- redhat-rpm-config
- xorg-x11-server
- epydoc
- mod_auth_kerb
- opal
- pilot-link
- rome
- qpid-cpp
- qpid-qmf
RHEL 6.5より削除されたパッケージは次のとおり。
- rhn-client-tools
- rhnlib
- rhnsd
- rhn-setup-gnome
- subscription-manager
- yum-rhn-plugin
- vdsm
Scientific Linuxでは可能な限りベースとしているRHELに特別な変更を加えず最小限の変更で必要となる機能を実現している。