Texas Instruments(TI)は1月28日、異物検出機能を内蔵し、WPC(ワイヤレスパワーコンソーシアム) 1.1仕様に準拠する3コイル構成5V充電器や12V A6充電器の製品化を可能にするワイヤレスパワー伝送IC「bq500412」を発表した。

同製品は、充電器からQi対応スマートフォンなどの受電回路へのワイヤレス電力供給の制御に必要な機能を全て集積しており、充電がより便利になる。12V充電パッドに加え、昇圧型コンバータとの組み合わせによる使用も可能で、3コイル構成5V USB充電パッドの実現も可能にする。その際に、Dynamic Power Limit機能の活用により、USBポートの電力供給能力に左右されずに、品質の高い動作を可能にする。また、WPC 1.1仕様で義務付けられた異物検出機能を標準搭載し、アルゴリズムの改善によりエラー検出精度を向上させている。さらに、最小70×20mmの12V、A6充電器向けでは、電力段IC「CSD97374」1個を含め、所要外付け部品点数を最小化できる。

なお、パッケージは7mm角の48ピンQFN。価格は1000個受注時で2.93ドル。すでに、量産出荷を開始している。

TIのWPC 1.1仕様に準拠したワイヤレスパワー伝送IC「bq500412」