ジャストシステムは1月22日、「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(2013年12月度)」の結果レポートを発表した。

調査は同社のセルフ型アンケートサービス「Fastask」を利用。全国の15歳~69歳の男女1100名を対象として実施した。

企業のLINE公式アカウントが発信する情報で、ユーザーがURLを最もクリックしたくなるものは、「懸賞・プレゼントなど(36.4%)」「割引などのクーポン(31.6%)」だった。

「おもしろければクリックする」という回答はTwitterで38.9%、Facebookで30.0%と、他のSNSではお得情報よりもおもしろい情報に反応する傾向にあったが、LINE公式アカウントからの情報でおもしろい情報を最もクリックしたいと思う人は10.4%にとどまった。

クリックしたくなるURL

企業の広告用動画のうち、視聴時間15秒以上が最適という回答が最も多かった動画の種類は「ストーリー性がある広告動画(49.5%)」だった。続いて、「おもしろいネタのような広告動画(41.0%)」、「スゴイ技や特技を披露している広告動画(40.1%)」となった。逆に最も支持が低かったのは、「有名タレントが起用されている広告動画(30.6%)」だった。

LINEを半年以上利用している人の中で、67.4%の人がLINEを利用し始めて「Eメール機能を使う機会が減った」と答えた。「電話機能を使う機会が減った」は47.0%、「SMSを使う機会が減った」は47.1%の人があてはまると回答した。

スマートフォン利用者のうち、43.4%の人がスマートフォンで商品を購入した経験がないことがわかった。一方で、「セキュリティに対する対応(49.8%)」「フォーム入力のしやすさ(45.4%)」「商品画像の見やすさ(39.8%)」が改善すれば、スマートフォンでの商品購入機会が「増えると思う」と答えている。

FacebookやTwitterなどのSNSアカウントを使って別のWebサービスにログインする「ソーシャル・ログイン」が必要になる場合、10.1%の人が「サービスの利用を断念」し、45.4%の人が「抵抗を感じる」こともわかった。