石油資源開発、地球科学総合研究所、新日鉄住金エンジニアリング、三菱マテリアルテクノは1月9日、海洋鉱物資源に関する探査システム・運用方法の実証・確立などを目的とした「海洋鉱物資源探査システムの開発に関する技術協議会」を設立したと発表した。

技術協議会設立の目的は、国内でメタンハイドレートや海底熱水鉱床の海洋資源開発について商業化を見据えた取り組みが求められているため。内閣府では「府省横断による戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)」の中で、「次世代海洋資源調査技術」が技術課題として位置付け、迅速かつ効率的な海洋鉱物資源探査技術を開発するための実証試験計画を検討・提案している。

今後技術協議会は、学識経験者や関係行政機関のアドバイスや支援を受け、実証試験を進めていくとしている。