Intelは1月6日(米国時間)、「2014 International Consumer Electronics Show(CES)」での基調講演において、同社製品とサービスをセキュリティ分野で再構築する新たなブランド「Intel Security」を発表した。また、2011年に買収したMcAfee製品を同ブランドに移行する計画があることも明らかにした。

同ブランドの立ち上げについて同社は、デジタル世界をより安全なものへとするための取り組みを強化し、モバイルやウェアラブルなどの端末上での個人情報への脅威を事前に防ぐことを目的としているとする。

また、その取り組みの一環として、McAfeeのモバイル向けセキュリティソリューションの機能を無償で提供する計画があるとしており、これによりiOS端末やAndroid端末などのモバイル端末を保護することが可能になるとしている。詳細は数カ月後に発表する予定だという。

さらにIntel Securityでは、2014年中にIntel Device Protectionテクノロジーを提供することも計画しているとのことで、これによりIntelベースのAndroid端末は自宅での業務での利用に向け、要件の厳しいセキュリティ基準を満たすことが可能になるという。