2014年の年頭にあたり、シスコシステムズ合同会社 代表執行役員社長 平井康文氏は、以下の年頭所感を発表した。

謹んで新年のご挨拶を申しあげます。
旧年中は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申しあげます。

企業の景況感と収益が上向き、日本経済回復の足取りは確かなものになりつつあります。

同時に、環境変化のスピードがますます加速し市場競争は激化しており、このようなときにこそ、企業はより果敢に経営変革を推し進めていくことが必要です。

シスコでは、これまで結びつきのなかった「人」「プロセス」「データ」「モノ」のすべてをインターネットでつなぎ、誰もが体験したことのない新しい価値を創造する「インターネット オブ エブリシング」を提唱してきました。この新たな世界では、さまざまな新しいデバイスを通じて私たちに価値をもたらすアプリケーションの重要性が高まり、ネットワークには、ユーザー、アプリケーション、データセンターを統合し最適化するインフラストラクチャとしての役割が求められます。
シスコは、次世代インターネットを支えるネットワークテクノロジーから、お客様のビジネス変革や様々な社会的課題の解決を支援するビジネステクノロジーの提供を通じて、「インターネット オブ エブリシング」をビジョンから実現の段階へと進化させていきます。

また、弊社では「2011年度 日本経営品質賞/大規模部門」を受賞後も、たゆまぬ経営品質向上活動に注力し、ゆるぎない企業文化に根ざして社員同士が自律的にお客様価値を共創する「オーケストラ型」の組織作り、多様な背景(国籍、性別、世代など)を持つ社員が個性を発揮して活躍できるダイバーシティ&インクルージョンの展開と一体で、「いつでも、どこでも、誰とでも」柔軟にコラボレーションができる最先端のワークスタイルを確立してきました。これら弊社が自ら実践してきた経営革新の成果を日本のお客様、社会の発展のために還元していきます。

このように常に進化を続けるシスコの事業活動そのものが新たな価値の創造を通じて社会への貢献につながるものと確信しており、弊社は、パートナー企業と協業し、「Excite Nippon!」を実現してまいります。