クラウドワークスは2013年12月20日、日本マイクロソフトと連携し、クラウドソーシングサービス「クラウドワークス」を利用する9万人以上のクラウドワーカーを対象にしたスキル認定プログラムを開始することを発表した。

同社によれば、クラウドワークスの中で開発系の発注が増加しており、2013年11月の開発関連の契約金額は前年同月比で626%に増大しており、クラウドソーシングの活用を希望するクライアントとエンジニアのマッチング精度を高めることの重要性が高まっているという。その精度向上の方策の1つとして行われるのが、今回の「クラウドワークスエンジニアバッジテスト」だ。

クラウドワークスエンジニアバッヂテストのプログラム受講・申請は、無料で行え、申請受付期間は2013年12月20日~2014年3月31日まで。日本マイクロソフトが提供するオンライントレーニング「Microsoft Virtual Academy(MVA)」を活用し、エンジニアのためのスキル可視化&マッチング精度向上プログラムとして提供される。

本プログラムは、Windows AzureとWindows Serverの2コースが用意され、エントリーしたエンジニアをオンライントレーニング受講者(ブロンズ)、運用スキル保有者(シルバー)、業務受注経験者(ゴールド)の3つのレベルで分類。各レベルのスキル認定者には、クラウドワークスの登録者情報欄にレベルに応じたバッヂが表示され、クライアントへのスキル証明の1つとして役立てられるようになる。

クラウドワークスでは、2014年1月から、バッヂ取得者を"おすすめエンジニア"として検索上位に表示する機能や、クライアント向けのバッヂ取得者のみを対象にしたエンジニア検索機能を実装する予定だという。

クラウドワークスエンジニアバッヂテストコース別概要