チームエムバラ「MbarART」
チームエムバラは、画像処理ソフト「MbarART」の開発を行った。端的に言えば、画像処理で色を変えてしまうソフトで、色の最大値を大きく変えることで赤かったツリーを緑に変えたり、青青とした木々を、紅葉しているように変えたりということができる。
スマートフォンで手軽に画像加工ができれば面白いが、残念ながら「OpenCVを利用しているため、スマートフォンでは利用できない」としていた。
チームoilstand
チームoilstandの「Labyrinth URL」は、Webサイト管理者向けのリンク管理ツール。審査委員が「渋いテーマ」と思わず口走ってしまうほどの渋い内容で、サイトのリニューアル時にリンクを張り替えることなくそのままジャンプできることが特徴。
同チームの説明では、404 Not Foundが減るほか、移転しても外部からのリンクが切れないといった特徴が挙げられていた。
チーム多摩ゴタケ「PEPAPE」
チーム多摩ゴタケは動物育成アプリ「PEPAPE」を開発。ただの動物育成アプリではなく、様々な本の表紙に描かれている動物を育成できることが特徴。
自分の気に入った動物を育成でき、デモでは「えいりあん」といった動物ではないものも登場していた。技術的には、事前に表紙の動物をアニメーション化したものを用意しており、本の識別にはISBNなどを利用している。
ちーむですまーち☆\(^O^)/「みんなのですまーち」
ちーむですまーち☆\(^O^)/は深夜ワークを楽しくするサービス「みんなのですまーち」を発表した。
一人孤独な深夜の作業を、みんなで共有することで楽しいものにしようという試みで、ゆるいキャラクターを使っておもしろ楽しく深夜ワークの支援している。
近くに頑張っているですまーち仲間が居たら、ケーキをプレゼントすることができ、お互いを叱咤激励してワークを進められるという。
ゲーミフィケーションの要素を取り入れることで仕事がはかどることを主眼に置いているが、問題は「ゲームが楽しくて仕事に集中できなかったら」。これについてちーむですまーちは「今回は実装出来なかったが、アプリの利用制限をかけて、利用できない時間はクラシック音楽を流す」といった構想も語っていた。
チームMK Sounds「Everyday Night Fever !! Phase II」
トリを飾ったのはチームMK Soundsでクラブミュージックを再現できるソフト「Everyday Night Fever !! Phase II」を開発した。チームMK Soundsは東海大学の学生グループで、先日同大学でも行われた「Hack U」に参加したばかりだという。
審査委員の一部もこのときのことを覚えており、Phase IIとして進化した「Everyday Night Fever !!」に関心を寄せていた。
DJのように音楽を好きなようにミキシングできるだけではなく、カメラを通して部屋の映像がクラブのように見える機能が搭載されており、発表者のチャーミングな出で立ちと共に場内は大盛り上がりとなっていた。