日本電気(NEC)と日本通運(日通)は12月2日、NECが日通にNECロジスティクスの株式を譲渡し、商号を12月1日付で「日通NECロジスティクス」に変更したと発表した。
両社は、3月にグローバルな物流サービス事業の強化に向けた戦略的業務提携を行っており、これに基づく株式譲渡となる。
株式譲渡は、これまで100.0%保有していたNECが、12月1日付で日通に49%を譲渡。また、2014年12月を目処に更に2%を譲渡し、日通が51%を取得。日通の子会社化を予定している。
NECは今後、日通NECロジスティクスをロジスティクスパートナーとして位置付け、日通の物流ネットワークを活用してNECのグローバルなサプライチェーン基盤を拡充するという。
一方で日通は、ICT分野における物流プラットフォームの構築で、経営基盤の強化と高品質なサービスの拡充に努めると発表している。