オートフォームジャパンは、同社製のプレス成形工程のシミュレーションツール「AutoFormplus」と3D CADソフトとを相互連携させるソフト「AutoForm-QuickLink」を発売すると発表した。

AutoForm-QuickLinkは、AutoFormplusと「CATIA」、「NX」といった3D CADと相互にデータをやり取りするソフト。同社はAutoForm-QuickLinkの使い方として、AutoFormplusで金型のデータを作成し、3D CADソフトへ出力して金型を詳細に成形するという役目が考えられている。なお、AutoFormplusからデータを出力したら、CATIAの場合は「AutoForm-ProcessDesigner for CATIA」、NXは標準の機能をそれぞれ使って成形する。

また、AutoFormplusのCADデータの検証機能を使うため、3D CADで完成させたデータを再びAutoFormplusに戻す際にも同ソフトは役立つとしている。

AutoForm-QuickLinkは、CATIAとNX環境の両方でAutoFormplusとCAD間の双方向データ転送を可能にする