このイベントのメイン会場は、渋谷パルコ パート1 3階の「パルコミュージアム」。7名のディレクターが若手女子クリエイターをディレクションしたブースや、チームラボのプロダクト「teamLabCamera」のクリエイターコラボバージョン、そしてオリジナルグッズ販売コーナーなどが設置されている。

「チームラボカメラ」に女子クリエイターが手がけたフレームを採用したシブカル祭。バージョン

「美術手帖presents シブカル杯。入選作品」ブース

伊藤悠がディレクションした女子クリエイター集団「VENTENS」の作品

Chim↑Pomの卯城竜太がディレクションしたクリエイター・ケムシのごとくの作品

また、渋谷パルコ パート1 地下1階の「ロゴスギャラリー」には、しょこたんの手がけるファッションブランド「mmts」の期間限定ショップのほか、「伍戒」、「violet and clair」などのショップが展開されている。

ロゴスギャラリー内は個性的なブランドのポップアップショップが凝縮された空間になっている

そのほか、渋谷パルコの店内にもクリエイターたちの作品が点在しており、ファッションブランドとのコラボレーションも多く見られるほか、外壁にも大規模な壁画が展示されるなど、単なる展覧会ではなく、クリエイターたちの表現を応援する祭であることが見てとれた。それに加え、初日はレセプションパーティーが行われたこともあり、渋谷パルコ内が、クリエイターたちが行き交うアート空間と化していたのが印象的だった。

ファッションビルらしいマネキンを使った展示から大規模な造形作品まで、さまざまな作品が渋谷パルコ内に点在している

クリエイターのケムシのごとく(左)、Chim↑Pomの卯城竜太(右)

クリエイターのはまぐちさくらこ、大道寺梨乃、ディレクターの伊藤悠

なお、同イベントはここで紹介した展示のほかにもライブやファッションショーなど関連イベントが数多く開催される。詳細はシブカル祭。の公式Webサイトを参照してみてほしい。

店外の壁面にはクリエイターたちの合作による大規模な壁画など、複数のペインティング作品が展開されている