アドビ システムズは10月1日、ハウス食品が「Adobe Marketing Cloud」の「Adobe Analytics」および「Adobe Social」を導入し、正式運用を開始したことを発表した。

Adobe Marketing Cloudはアドビシステムズが提供するデジタルマーケティングソリューション。Adobe AnalyticsはWebサイトのアクセス解析やデータ分析、レポート作成などが行える。また、Adobe Socialはソーシャルマーケティングツールで、サービスやコンテンツの最適なリリースタイミングを予測する機能なども備えている。

ハウス食品はWebサイトの解析や、SNSを用いた情報発信に積極的に取り組んでおり、これまでは、Webサイトの訪問者数、訪問者ページ遷移の動向といったデータを、Web解析ツールや表計算ソフトなどを使って分析していたという。

しかし近年のSNSの流行などによってリアルタイムなデータの重要度が増していることや、従来の解析ツールの機能面での制限などを考慮して、Adobe AnalyticsとAdobe Socialの導入を決めたとのこと。

なお、同社は10月1日に持株会社体制へ移行しており、このタイミングも導入の理由のひとつとなっている。