日本マイクロソフト(以下、日本MS)は、ガリバーインターナショナル(以下、ガリバー)が、Yammerを活用し、約2,000人の社員の知見や智恵を組織化し、新たな店舗創りやサービス創造に結びつけていると発表した。

ガリバーインターナショナル

Yammerは、フォーチュン500社の85%以上が利用し、全世界で150か国以上、23言語で利用される、エンタープライズソーシャルネットワーク。

ガリバーでは2008年ごろから従来の買取から中古車販売へとビジネスモデルのシフトを進めており、2012年にはテーマ別のゾーンで自動車を展示する "クルマ選びのテーマパーク"である「WOW! TOWN(ワオ タウン)」もオープンし、販売手法の変革にも取り組んでいる。

このようなビジネスモデルの変革を成功させるための鍵として、社員の頭脳を組織化のため社内SNSの活用に着目し、無償版のYammerの利用を2009年末に開始、2012年4月には有償版に切り替え、全社員約2,000人が使用。

導入効果として、組織の壁を超えたチームコラボレーションや従業員エンゲージメントの向上、また、Yammerのソーシャルイントラネットとしての活用により、社内ヘルプデスクが不要になることによるコストの削減がみられる。また、会議をYammerに吸収することで会議の数が削減されるなどの業務プロセスの改革の実現により、社員が参加できるプロジェクトの数が増え、プロジェクト総数も以前に比べて桁違いに増えているという。

Yammerを活用した社内勉強会「まなぶ会」のSNS