日本情報通信(以下NI+C)は4日、パイオニアのカーナビゲーション通信サービスのシステム基盤について、NI+Cクラウドサービスが採用されたと発表した。NI+Cクラウドサービスの基盤は、IBMの「IBM PureApplication System」を活用している。

今回のシステム基盤を導入した経緯として、ナビゲーション機能に留まらず、AR(拡張現実)と情報ネットワークを融合したナビゲーションを構築するためのICT基盤と運用の確立を検討しており、それらが実現可能なNI+Cのクラウドセンターの採用を決めた。

同社のクラウドサービスによるシステム基盤により、「スマートループアイ」をはじめとするパイオニアのカーナビゲーションにおける情報ネットワークサービスの効率的な運用や新規サービス創出に貢献するとしている。

同社は、パイオニアが今後グローバル規模での企業の全体最適を推進し、より一層のビジネス対応力を発揮することを、顧客の求めるソリューションを提供することで支援していく。