ACCESSは、ブラウザ上の操作だけで電子看板向けコンテンツ制作・配信が可能なHTML5対応クラウド型サイネージソリューション「SIGNESS」を開発し、このたび提供を開始した。

クラウドを介したディプレイ端末への配信イメージ

『オーサリングサイト』イメージ図

「SIGNESS」は、HTML5およびクラウド技術を用いた次世代クラウド型サイネージソリューション。インターネット接続環境(Google Chrome搭載のPC)とiOSあるいはAndroid搭載タブレット端末などのディスプレイを用意することで電子看板サービスが導入可能なもので、飲食や小売業界などの事業者に向けて提供される。

また、同ソリューションに含まれるコンテンツ制作ツール「オーサリングサイト」はHTML5で構築されており、動画や音声・BGMなどを盛り込んだリッチコンテンツに加え、Webサービス連携において優れた拡張性を発揮するとのこと。同ツールは制作から配信まで6つのステップで直感的に操作できるように設計されており、高度なITスキルや専門知識がなくても作業が可能となっている。

そのほか、同ソリューションで使用可能な「オーサリング機能」や「管理機能」、「コンテンツ配信機能」などは全てクラウド上で管理された「ASP(Application Service Provider、Webを通じてビジネス用アプリケーションを貸し出すサービス)」として提供。ちなみに、iPadやAndroidタブレットのほかにも、サムスン電子の電子看板ディスプレイ向けのオープンプラットフォームプログラム「Smart Signage Platform」もサポートしており、同プログラム対応機種での利用も可能ということだ。なお、同ソリューションの提供価格は選択プランやオプション選択により異なるため、詳細は同社のWebページにて参照してほしい。