ルネサス エレクトロニクスは5月9日、同日開催された取締役会において、2013年6月に開催予定の定時株主総会に付議する取締役候補者の一部及び定時株主総会終了後に開催予定の取締役会において決定される代表取締役の異動・役職名変更として、現在の代表取締役社長の鶴丸哲哉氏を代表取締役社長兼COOに、また、オムロンの取締役会長である作田久男氏を代表取締役会長兼CEOに据える人事を決定したと発表した。

作田氏は、6月20日に開催される予定のオムロン定時株主総会終了をもって、オムロンの取締役を退任する予定だという。

同氏は1968年に立石電機(現オムロン)に入社し、以降、同社の制御機器事業部本部、電子機器統轄事業部、インダストリアル事業グループなどを経て取締役として、エレクトロニクスコンポーネンツビジネスカンパニー社長に就任。2003年に同社の代表取締役社長、2012年に同取締役会長に就任していた。

なお、就任予定日は、6月に開催される平成25年定時株主総会において取締役に選任された後、開催される取締役会にて代表取締役に就任する予定としている。