Texas Instruments(TI)は、フルHD(1920×1080画素)に対応したイメージセンサとプロセッサ間専用のLVDSインタフェースとして動作するイメージセンサレシーバ「SN65LVDS324」を発表した。

同製品は、既存のFPGAベース製品と比較して、BOMコストを20%、消費電力が150mW未満(代表値)でシステム消費電力を10%強、パッケージサイズを50%低減した。監視用IPカメラ、ビデオ会議システムの他、産業、コンシューマ、プロフェッショナル用ビデオ記録装置などの数多くのビデオ・キャプチャ機器で、1080p/60フレーム秒のフルHDイメージ品質を実現している。

また、自社技術である「FlatLink」と「FlatLink3G」のシリアルインタフェース技術を採用しており、データ伝送速度を維持しながら、同期パラレルデータバスの省線化を実現することが可能だ。

なお、パッケージは、4.5mm×7mmの59ピンPBGA(ZQL)。価格は1000個受注時で2.65ドル。すでに出荷を開始している。

フルHDに対応したイメージセンサとプロセッサ間専用のLVDSインタフェースとして動作するイメージセンサレシーバ「SN65LVDS324」