チームラボは21日、生きた人間の骨格の動き・人体の形態を忠実に再現したというiPad用の3D人体解剖アプリ「teamLabBody」をリリースした。価格は2,600円。
teamLabBodyは、大阪大学運動器バイオマテリアル学教授の菅本一臣教授が10年の歳月を掛けて解析した、生きた人間の全関節の形態や動きのモデルを元に、チームラボが共同開発。人体解剖学におけるデジタル教科書(医療電子教科書)としての利用をはじめ、接骨院やエステなどのヘルスケア関連、デッサンなどの芸術関連領域にも活用できるとのこと。
同アプリでは、CTやMRIのデータから忠実に人体の形態を再現した3D人体模型を表示。全身の筋肉・じん帯・神経・血管・骨などを閲覧できるほか、骨格の動き・形態を好きな角度・倍率で見ることができる。
対応機種は、iPad2 / 新型iPad / iPad4 / iPad miniで、言語は日本語と英語に対応。スマートフォン版(アンドロイド対応)のリリースも予定されている。なお、頭頚部(Head and Neck)のみに対象を限定したLite版も同時発売。 機能・対応機種・言語は全身版と同じで、価格は85円。