計測機器大手Agilent Technologiesの日本法人であるアジレント・テクノロジーは3月5日、北米、日本、欧州(ロシアを除く)の学生を対象とした「Agilent EEsof EDA学生向けライセンス提供プログラム」を開始したことを発表した。
同ライセンスにより、学生は個人のコンピュータで「Agilent EEsof EDA」を利用できるようになり、大学のコンピュータを使用したり、大学のシステムにログインしたりする必要がなくなるという。
対象製品は、「Advanced Design System(ADS)」、「Electromagnetic Professional(EMPro)」、「Genesys」、「SystemVue」で、ライセンス提供の対象者は、Agilent EEsof EDA大学教育支援プログラムに参加している大学の学生となる。学生がライセンスの申請をする場合、同社の専用Webサイトから必要事項を入力し、ライセンスを得ることとなる。この際、発行されるライセンスは、所属する大学に提供しているライセンスと同等なものになるという。
なお各ライセンスの有効期間は12カ月で、教育用途でのみ利用可能で、業務用途での利用は対象外になるという。