日本HPは1月24日、連携型重複排除バックアップソリューション「HP StoreOnce Catalyst」のラインアップを強化するとともに、新たに「LTO第6世代」(LTO6)に対応した高速大容量テープバックアップ「HP StoreEver LTO6 Ultriumファミリ」の発売を発表した。

「HP StoreOnce Catalyst」は、バックアップアプライアンスとバックアップソフトウェアが連携して動作することで、システム全体にわたって適材適所でデータの重複排除を行うことが可能。

「HP StoreOnce 4400」は、バックアップ性能が最大10.8~12.5TB/時で、バックアップ容量は最大760TB/1.5PB、デバイス容量は38TB~最大76TBまでデータの増加にあわせて拡張可能で、価格は609万円から。

「HP StoreOnce 4400」

「HP StoreOnce 4200」は、バックアップ性能が最大2.2TB/時、バックアップ容量は最大180TB/360TB、デバイス容量は9TB~最大18TBまでデータの増加にあわせて拡張可能で、価格は231万円から。

「HP StoreOnce 4200」

「HP StoreOnce 2600」は、バックアップ性能が最大1TB/時、バックアップ容量は最大50TB、デバイス容量は最大2.5TBまで拡張可能で、価格は102万9,000円から。

「HP StoreOnce 2600」

「HP StoreEver LTO6 Ultriumファミリ」は、「LTO6」に対応した高速大容量テープバックアップ製品で、「LTO6」に対応することで、カートリッジあたりの最大容量が前世代「LTO5」の3TB(2:1圧縮時)から2倍以上の6.25TB(2.5:1圧縮時)に増加するとともに、最大転送速度がドライブあたり「LTO5」の1TB/時(2:1圧縮時)から1.44TB/時(2.5:1圧縮時)に向上している。

「HP StoreEver LTO6 Ultrium 6250/6650 SASテープドライブ」は、「LTO6」に対応した単体テープドライブで、搭載できるデータカートリッジは1巻、それぞれ外付と内蔵用のモデルを用意、全てSAS接続に対応し、価格は81万9,000円から。

「HP StoreEver 1/8 G2 LTO6 Ultrium 6250テープ オートローダー 」は、ハーフハイトの「LTO6 Ultrium6250ドライブ」を標準搭載した1/8 G2テープオートローダーで、テープカートリッジの自動ローテーションでバックアップを自動化し、最大8巻まで搭載可能、ファイバーチャネル接続とSAS接続の2つのモデルがあり、価格は100万8,000円から。

「HP StoreEver MSL2024/4048/8096 LTO6 Ultrium 6250テープライブラリ」が、ハーフハイトの「LTO6 Ultrium6250ドライブ」を標準搭載したテープライブラリで、テープカートリッジの自動ローテーションでバックアップを自動化、ドライブの対応接続プロトコルはファイバーチャネルまたはSASのいずれかで、価格は168万円から。