英ARMとBroadcomは、BroadcomがARMv7ならびにARMv8アーキテクチャのライセンスを取得したことを発表した。この契約により、BroadcomはARMアーキテクチャをベースとする独自のプロセッサの開発と生産が可能になる。

ARMv7アーキテクチャは、Cortex-A15、Cortex-A9プロセッサなどの、現行の32ビットCortexプロセッサの基礎となっているもの。一方のARMv8アーキテクチャは、64ビット実行に対応するもので、同アーキテクチャベースのプロセッサは、64ビット実行と32ビット実行の併用が可能となっている。

なお、BroadcomはARMv8アーキテクチャの最初のプロセッサコアであるCortex-A50プロセッサ・シリーズのリードパートナーにもなっている。