Google Apps for Businessの販売代理店であるサテライトオフィスは11月14日、Google Apps導入支援のひとつとして提供しているワークフロー機能において、ワークフローの入力フォームを作成できる無償サービス「サテライトオフィス・ワークフロー for Google Apps」を期間限定で提供すると発表した。

サテライトオフィス・ワークフロー for Google AppsのWebサイト

同社はGoogle Appsの導入支援として、Google Appsで利用可能なシングルサインオン機能、拡張フォーム機能、組織カレンダー機能、組織アドレス帳機能などさまざまなサービスを無償提供している。Googleサイト上で動作するワークフロー機能もそのひとつで、今回提供される「サテライトオフィス・ワークフロー for Google Apps」にはワークフロー画面の設計や組織内の承認ルート設計、申請や承認があったことを知らせる通知メールなど、多くの機能を備えている。

【サテライトオフィス・ワークフロー for Google Appsの主な機能】
- ワークフロー画面設計機能…複数の種類のワークフローが作成できる
- 組織内承認ルート設計…申請書種類別にワークフローの申請ルートを設計できる
- ワークフローお知らせメール機能…申請や承認時にメールで通知する
- コメント登録追加…承認・回覧時にコメントを登録できる
- ディスカッション機能…承認前にメンバーと質疑応答を行える
- 条件分岐…金額による条件分岐、選択項目による条件分岐が可能
- 代理承認…一時的に代理メンバーに承認を任せられる
- 印鑑捺印…申請 / 承認 / 決済の際に自動的に印鑑を捺印する
- 下書き中の保存機能…申請・承認中に作業内容を保存する
- ワークフロー中の申請内容編集権限機能…フィールドごとに編集権限を設定できる

ワークフロー機能の入力フォーム作成サービスは、導入企業からの要望が特に多かったもの。同サービスで作成された入力フォームは汎用テンプレートとして公開され、ワークフロー設計者はこれらのテンプレートにより、最短1分でワークフローを作成可能になるという。

「サテライトオフィス・ワークフロー for Google Apps」には今後、ワークフローの画面をGUIで作れる「ワークフロー作成ビルダー」や印刷最適化機能なども追加される予定。同社は近日中に、「サテライトオフィス・ワークフロー for Google Apps」の有償サービス版とカスタマイズ版をリリースするとしている。