チームラボは9月13日、同社の開発した「メディアブロックチェア」が、経済産業省主催の新事業「Innovative Technologies」に採択されたと発表した。

メディアブロックチェア

「メディアブロックチェア」は、光るキューブ型の多目的プロダクト。単体でも照明器具やイスなど複数の用途があり、ブロックの凸の面と凹の面とをジョイントすることで、ベンチやディスプレイ什器、壁などさまざまな使い道を生み出すことができるという。

ブロック同士をジョイントすると、凸の面から凹の面へ情報を伝え、凹の面のブロックの光の色を変えることができる。自由にジョイントすることで、空間の形や色を変化させることが可能。また、ジョイントする行為そのものについても楽しめる。こういった機能は、チームラボのコンセプト「New Value in Behavior」に基づいているという。

店舗のディスプレイに使用された「メディアブロックチェア」

なお、「Innovative Technologies」とは、経済産業省がコンテンツ技術イノベーション促進事業の一環として行うもの。日本の優れたコンテンツ技術を発掘・評価するために、2012年度から新たに実施される事業となっている。