スイッチサイエンスは、米国マサチューセッツ工科大学(MIT)が開発したコンピュータプログラムを学習するためのコンピュータ言語「Scratch」に対応したセンサボード「nekoboard」の販売を開始したことを発表した。

Scratchは子供でも簡単にプログラムを理解するために開発されたコンピュータ言語で、文字ではなく記号(アイコン)を組み合わせることでプログラムを構築することが可能だ。

nekoboardはArduino互換ハードウェアで光センサ、音センサ、プッシュボタン、スライダーボリュームの4つのセンサ、ならびにnekoboard同様Scratchに対応するセンサボード「PicoBorad」の抵抗値センサ用フォンジャックに対応する4系統のピンソケットを実装。ジャンプワイヤやピンヘッダなどで配線することで、抵抗値センサとして活用することも可能だ。PCとはmicroUSBで接続し、OSがWindowsの場合はドライバが自動でインストールされ、(MacOS XやLinuxの場合は手動でドライバをインストールする必要がある)プログラミングに各種センサの情報を簡単に取り入れることができるようになる。

また、同製品はオープンソースハードウェアであり、ライセンスはCC BY-SAとなっており、回路図データなども同社のWebサイトにて公開されている。

なお、価格は同社のWebサイトでの価格は3360円となっている。

「Scratch」に対応したセンサボード「nekoboard」