イメージの作成と接続確認

次はセットアップした仮想PCにログインしてVDI-in-a-Box Desktop Agentをインストールする。VDI-in-a-Box (vdiManager)は仮想PCにインストールされたVDI-in-a-Box Desktop Agentを経由して管理を実施するため、この作業が必要になる。手順がわかりにくいところだが、PRODUCT DOCUMENTATION - Citrix VDI-in-a-Boxの記載に従って作業を進めていけばよい。

接続にはCitrix Receiverを使用する。未インストールの場合は、このタイミングでインストールを実施する。VDI-in-a-Box Desktop Agentのインストール中には何度もダイアログが起動したり消えたりする。それぞれ内容を確認しながら作業を進めていく。

クライアントPCとの接続にCitrix Receiver が必要

接続の設定はここで行う

Windows XPのログイン画面が登場。管理者用のアカウントでログインする

最初は各種の注意書きが表示される

インストールが必要なソフトウェアも明示されるので、選択すればよい

「次へ」を選択するとインストールプロセスがスタート

インストールが完了すると改めてCitrix Receiverの画面に

接続テストを求められる

改めて管理者アカウントでログイン

テスト接続が実行される

VDI-in-a-Box Desktop Agentをインストールしたらイメージの作成に入る。この作業には若干時間がかかるので、ここで一息付くのもよいだろう。

続いてイメージの作成作業がスタート

この作業はすぐには終わらないので、休憩がおすすめ

最後に、接続の確認を行う。

続いて、プロトコルとポートの設定

総合的な接続確認が行われる

ユーザー用のIDでログイン

こちらの画面がでればイメージは完成

続いて、複数のユーザーに展開するためにイメージのテンプレートを作成する。

テンプレートの作成画面

用意しておく仮想デスクトップと、最大の仮想デスクトップ数を設定する。この値は後から変更できるので、最初は小さめの値に設定して動作検証をおこない、徐々に値を引き上げていけばよい。

テンプレートの名称や使用するイメージ、ハードウェアリソースなどを指定する

仮想マシンの最大数などを指定する

作成が完了したユーザーグループの確認画面

ここまでくればセットアップは完了だ。

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