Agilent Technologiesの日本法人であるアジレント・テクノロジーは7月20日、2012年7月11日に総務大臣から電波法における指定較正機関の指定を受け、これに伴い月1日より校正サービス「電波法指定較正」の提供を開始することを発表した。
同サービスは、電波法の登録検査等事業者や登録証明機関向けの校正サービスで、電波法第24条の2第4項第2号イで規定された指定較正機関による較正に該当する。これにより電波法指定較正の校正証明書・校正ラベルのみで、電波法の登録検査等事業者などの校正ニーズに対応可能となる。
また、校正ポイント、不確かさ、仕様外れの際の調整作業などの校正内容、校正品質は、従来から提供しているサービス「アジレント標準校正」と同等で、電波法指定較正と同時に、測定器が仕様内であることも確認するため、定期校正の役割も果たすと同社では説明している。