Google Web Search

Googleは5月4日(米国時間)、The official Google Search Blogにおいて4月の検索機能の更新リストを発表した。Googleでは日頃から検索機能の改善や強化を行なっており、約1ヵ月ごとに変更された機能をまとめて紹介している。今回の月例発表では、52件にも及ぶ改善や強化が挙げられている。

今回の更新では、ベースインデックスのサイズが拡大された。ベースインデックスとは、Googleが検索結果を提供する上でメインとしているインデックス情報で、あらゆる検索にこのインデックスを使用している。今回の変更によって、ベースインデックスが提供するドキュメント数が15%ほど増えているという。また、インデックスについては、新たなインデックスの階層も追加されている。

ランキングについてもいくつか更新が行われている。Googleでは、検索用語を順位付けしているがそのランキングの仕組みが改善されている。ニュースなど最新のコンテンツを検索結果で得られるように改良も行われており、新鮮な情報がえられるようにシグナルの改良や最新であっても低品質のドキュメントを検索結果の上位に出さないといった変更も加えられている。

このほか、アンカーのバグ修正や画像及び動画のセーフサーチの改良、自国にある組織のWebサイトから優先して検索結果を出す改良などが行われている。これらすべての改善点は、ブログ内でリスト化されているのでそちらを見てもらいたい。