日本には和傘職人や和紙照明職人、染職人など、伝統文化を受け継ぐ様々な匠が存在する。本企画は、そんな伝統的な世界でしのぎを削る若きクリエイターたちを13人連続で紹介していく。最終回となる第13回は、美術家の小松孝英を紹介する。小松は絵の具や筆、金箔などを用いて作品を制作するが、画像データのやりとりにおいてはパソコンを多用している。彼がパソコンを選ぶ際に基準としているのは「操作性」とのことだが、デルのUltrabook「XPS 13」にはどのような印象を持っただろうか。
小松孝英プロフィール
1979年宮崎県延岡市出身。 九州デザイナー学院アーティスト学科卒業後、美術家としてデビュー。20代の頃よりロンドン・ニューヨーク・中国・東京などで個展、グループ展、アートフェアに出品。2010年にはCOP10国連生物多様性条約締結会議に特別展示され、国連生物多様性条約記念ミュージアムにコレクションされた。所属/TEZUKAYAMA GALLERY/日本美術家連盟。オフィシャルWebサイトはこちら。
仕事へのこだわり
――この仕事に就こうと思った年齢ときっかけは?
小松孝英(以下、小松)「高校生の頃、将来のことを考えたときに、絵以外に得意なものがなかったから」
――これまでで一番思い入れのある仕事は? その理由や思い出を教えてください。
小松「Art workをしている中で、個展でも広告の仕事でも毎回素敵な人たちと出会い、勉強になっています。そしてその度にターニングポイントを感じます」
――自身の作品を制作するにあたっての一番のこだわりとはどのようなものでしょうか?
小松「独創性と時代性を意識し、"すぐれて伝統的、すぐれて現代的"という矛盾した表現を追いかけること」
――これから取り組んでみたいこと、関わってみたい仕事は何ですか?
小松「これから取り組んでみたいのは、常に新しい表現を追求していくこと。広告の仕事では海外に出るものを手がけたいです」
――愛用している道具や本、ものを教えてください。
小松「ターナーのアクリル絵の具と、面相筆」
――アイデアを練る場所、時間などを教えてください。
小松「自分は田舎(宮崎市在住)が好きなので、夜中の釣り、またはクワガタ捕りなど、自然と親しむ時間にアイディアや創作意欲が外からやってきます」
――趣味やコレクションなど、いま、個人的にハマっていることを教えてください。
小松「蝶々のグッズを集めること。釣りとゴルフ」
DELL×日本の若き伝統職人13
デルがこのほど発売したUltrabook「XPS 13」は、スペックのみでなく表面のデザインが洗練されているなど、デジタル界の匠ともいえる非常にスタイリッシュな製品。日本の伝統文化を継承する若きクリエイターたちは同製品にどういった印象を持ったのであろう。
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――創作活動のどういった局面でパソコンを利用しますか?
小松「主に作品の画像データのやり取り」
――仕事の上でパソコンがあって良かったと思ったエピソードもしくは今後の創作活動で活躍できそうなシーンを教えてください。
小松「インターネットを通じて、たくさんの人に作品を見てもらえること」
――自分の選ぶパソコンの基準(こだわり)を教えてください。
小松「操作が楽なところ」
――DELLから発売されたXPS13というUltrabookが出たのですが、日本の伝統を受け継ぐクリエイターからみて、この製品に対してどんな印象を持ちますか。
小松「薄い!!!」
――持ち運びに便利な薄型ノートXPS13を使用して、今後の仕事で活用してみたいシーンを教えてください。
小松「海外遠征で持ち歩きたいですね」