エプソンは、スキャナとネットワークを活用した新しい紙の送付手段『NetPostio(ネットポスティオ)』が、ベネッセコーポレーションの運営する「進研ゼミ中学講座」に続き「進研ゼミ高校講座」の添削課題提出サービス「ネット提出」に導入されたことを発表した。

NetPostioは、インターネットに接続したWindowsパソコンとスキャナ/複合機を使い、簡単に紙をデータ化して送信できるASPサービス。データは通信経路では暗号化され、一時的にNetPostioに保管された後、相手先に受け渡された後は削除される仕組みだ。利用者の環境に合わせたカスタマイズが可能なクラウドモデルの他、クライアントアプリのみの提供も行っている。

専用ソフトで答案のデータ転送を簡単に行うことができる

「進研ゼミ中学講座」では2010年3月に同サービスを採用し、会員向けに「ネット提出」サービスの提供を開始した。「ネット提出」サービスでは、会員サイトに設置したボタンを押すと「ネット提出」アプリケーションが起動し、表示に従って「スキャナーの選択」「答案の読み込み」を行い、送信する。答案は提出から約3~4日で返信される形となっている。